北海道室蘭市立高砂小学校
No.14
≪保護者個人懇談 ありがとうございます≫
 保護者個人懇談週間も終わりに近づき、ほとんどのご家庭が終えられました。たいへんお忙しい中、ご足労いただきありがとうございました。とても短い時間で十分な話ができなかった方もいらっしゃったのではないでしょうか。でも1年間の中間におけるお子様の伸びや現状について交流することができました。今すぐ改善の必要な課題や次の学年に向けてより力をつけて欲しいことなどを学校と家庭が共に再確認し、子ども達の成長を見守ることは、大変意義深いことです。子どもの成長にかかわる私たち大人がより最善の形で教育、指導を行なうことで、確かな成長が期待できると確信しています。
 懇談週間は、ひとつの場として終わりますが、いつでも何かあればご相談等お受けしますので、今後ともよろしくお願いいたします。
 
≪室蘭市教護会の報告から≫
 室蘭市内の小中高校の生徒指導担当の先生、市教委、警察の方が年2回集まり、市内の子ども達の校外、校内の生徒指導に関する状況等について情報交換する場が教護会です。また、定期的に持ち回りで繁華街などの巡回補導もその会の方々が行なっています。先日その会議があり、今年度、校外で補導をした児童生徒は、40名でそのうちゲームセンター(ゲームコーナーも含む)などで補導された小中学生が24名という報告がありました。
 ゲーム専門のゲームセンターは、保護者(成人)同伴でなければ入場できません。また、デパートなどのゲームコーナーは、遅い時間に子どもだけでいると補導されることがあります。子どもが思わぬ事故や事件に巻き込まれないためにも保護者の指導、見守りが大事です。
 よろしくお願いします。

≪特集 「総合」ってどんな学習? Part2≫
 高砂プロジェクト(総合)の学年の取り組みについて、3年生以上各学年の進捗状況と今後の予定などについてお知らせします。

『鳥をよぼう 大作戦 3年』
 3年生は「高砂地域の自慢をさがそう」という大テーマから課題を「野鳥」にしぼり、学習を進めています。この地域が、楽山方面に飛んでいく野鳥の通り路に近いことは、あまり知られておらず、地域の自慢になるのではという発想から「学校に野鳥をよびたい」「実際にどんな鳥が来るか知りたい」という思いを具体的な取組みにつなげています。
 子ども達は、まず、えさ台を中庭に2台準備し、自分たちが育てたひまわりの種をえさにして、鳥が来るのを待ちました。そして、ついに先日『シジュウカラ』が舞い降り大喜びです。野鳥の名前を調べたり、野鳥に詳しい人の話を聞いたりなどしながら興味関心を高め、自分たちの地域の自慢として、地域の人に発信していきます。

『自分たちのアイディア実践!! 石拾いボランティア 4年』
 4年生は、「福祉」という大テーマから「高砂町をもっと優しい町にするには」という課題のもと、高齢者の疑似体験や町のバリアフリーマップをつくるなどしながら、自分たちにできることを考えてきました。先日は、取り組んできた事とこれからのことを発表しました。優しい町にするために子ども達が考えたアイディアの中で、実際にできそうなことを実践する試みを今行なっています。
 手始めに「石拾いボランティア」を行い、予想以上に大きな石や危ない石があることに気づき、手ごたえを感じていました。
 今後も自分たちができそうなことに挑戦し、新たな発見をめざします。

『室蘭の環境とエネルギーを考える 5年』
 5年生は「環境とエネルギー」という大テーマから課題を「室蘭の環境とエネルギー」に特化し、学習を進めています。
 室蘭市は、PCB廃棄物処理施設や太陽光発電、風力発電施設、水素エネルギーの開発など鉄鋼産業に加え環境産業にも力を入れ、エネルギーの地産地消をコンセプトに「室蘭グリーンエネルギータウン構想」を策定しました。自分たちの住む街は、これからどんな発展があるのか、環境産業とは何かなどエネルギーについて調べたり、施設見学したりしながら、未来を担う自分たちはどのように考え、どう行動しなければならないのかなど、6年生の総合のテーマである室蘭のよさを発信する学習につながるように取組みを充実させます。

『DISCAVER MURORAN 6年』
 高砂プロジェクトの集大成とも言うべき6年生の取り組みは、室蘭の良さや特長を調べる活動とパンフレット作り、修学旅行の札幌での街頭インタビューアンケート調査を経て、それらの分析とこれからの室蘭を考えるまとめの段階に入ってきています。先日は、更に視野を広げ、行動化につなげるために観光協会の方と歴史を守り広げる活動をしている方からお話をお聞きしました。


管理人
2016/11/30(Tue) 12:00:00


[TOP]