北海道室蘭市立高砂小学校
No.6
≪努力が好きなイチロー≫
「そりゃ僕だって、勉強や野球の練習は嫌いですよ。誰だってそうじゃないですか。つらいし、大抵はつまらないことの繰り返し。でも、僕は子どものころから目標を持って努力するのが好きなんです。だってその努力が結果として出るのはうれしいじゃないですか」
 世界最多安打記録を更新したイチロー選手の言葉です。
 様々なすごい偉業を成し遂げているイチロー選手も、その裏には、たくさんの葛藤や努力があったでしょう。でも努力すると必ず結果がついてくることを信じて努力を重ね続ける強い意志は、やはり簡単にはまねできないことかもしれません。
 努力をしても結果が出ずに終わってしまうことや結果が出るまで時間がかかる場合も多いでしょう。でもそこでくじけずに前に進めたのは、周囲の人たちの励ましや賞賛があったからだと思います。
 子どもの頃から、がんばったことをや努力したことを結果だけではなく、そこに至るまでの経過も含めしっかり認め、褒め、自信をつけさせてきた周囲の人たちのが、イチロー選手の心に努力することの大切さや喜びを培ったのでしょう。
 イチロー選手は、「キライなことをやれと言われてやれる能力は後で必ず生きてきます」とも言っています。
 私たち大人や教師は、時には厳しく、今やるべきことを子どもに伝え、やらせることも必要です。そのことをがんばってみようと思える気持ちを育てなければなりません。そのためには、しっかりとした目標や今より良くなるかもしれない、できるようになるかもしれないといったプラスのイメージをもたせる必要があるかもしれません。目標を持って努力することのすばらしさや喜びを感じることができる子どもを育てたいものです。

≪児童会縦割り班≫
 今年度児童会では、1年生から6年生までが3〜4人ずつ所属する縦割り班をつくり、様々な活動をおこないます。異なる学年での交流は、1年生は6年生のヘルパー活動で関わりがありますが、他の学年同士では、あまりないといえます。異なる年齢との関わりをとおして、互いを知りそれぞれ学年に応じた自覚を持って行動できる力を育てることが大きなねらいの一つです。
 15日縦割り班弁当交流は、最初の活動になります。
 お弁当を班で一緒に食べ、その後、6年生が企画計画したゲームや交流を行ないます。高学年、特に6年生のリーダーシップのみせどころです。後輩のよき手本となることを期待しています。

≪夏の遠足≫
 雨や曇りのちょうど狭間で、すばらしい天気に恵まれた今年の遠足、子ども達も思う存分自然や友達とふれあうことができました。
 低学年は、中島公園の遊具や噴水で水遊び、中学年は、亀田公園の小川で水と戯れたり、学級レクをしたり、高学年は、イタンキ浜の波うち際で、砂の池をつくったり、相撲をとったりなど、子ども達の楽しそうな笑顔がたくさん見られました。
 お弁当やその他の準備ありがとうございました。

≪交通安全教室≫
 今年は、体育館で安全教室を実施しました。今年も室蘭市の交通指導員に来校いただき、自転車の乗り方や交通ルールのお話をしていただき、大切な命を守る学習ができました。高学年は、自転車は車両と同じで歩行者を怪我させる場合もあり、自分が加害者にならないよう乗り方に気をつける必要があるということを学び、普段の乗り方を振り返っていました。

≪PTAフラッシュ 読み聞かせ委員会≫
 今年度もPTAの読み聞かせ委員会が、月1回朝の時間に読み聞かせに来てくれています。朝早い時間ありがとうございます。今年も委員の数があまり多くないため、3年生以下を中心とした読み聞かせになりますが、子ども達は、とても楽しみにしています。物語の世界に引き込まれ読み聞かせは、想像力や言語力、集中力など様々な力が育まれます。子ども達が本のおもしろさに興味をもち、本が好きになり、自ら本に手が伸びてくれたらいいいですね。
 これからも素敵な読み聞かせをよろしくお願いします。
 
≪体力テスト≫
 50m走、ソフトボール投げ、立ち幅跳びなど8種目を決められた方法で実施し、個人の走力や持久力、投力、瞬発力、握力、柔軟性などを調べます。8種目すべてを行うのは、5年生以上で4年生以下は、発達に応じてできるものを選んで実施しました。
 5年生は、全国の学校が測定結果を報告するため全国の5年生の傾向が後日示されます。運動習慣のある子とそうでない子では、やはり差が出る傾向にありますが、結果や差に一喜一憂することなく、一人一人が自分の体に関心を持ち、生涯にわたって健康で過ごすための意識を高めるきっかけにして欲しいと思います

管理人
2016/07/01(Thu) 12:00:00


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