北海道室蘭市立高砂小学校
■No.4
≪ルールを守る意識を育てる≫
この世の中、社会には、人として守らなければならないルールがたくさんあります。そのルールは、人の自由を奪うものではなく、守らなければ、集団社会において色々な弊害や支障が生まれ、安心した生活ができないものです。このルールを守る意識は、当然子どものときから育てなければなりませんね。学校において規範意識をそだてる目的は、単に子どもをルールづけにして管理を強めるということではありません。子どもが、集団における自分の立ち位置を確認し、自分自身どうあるべきかを学ぶためです。つまり、社会性を身につけるということです。学校教育は、学校全体、学年、学級といういくつかの集団の中で行われます。その集団にうまく適応できる力を身につけさせなければなりません。自己を律しルールを守ることで集団の秩序が保たれたとき、子どもにとって安心した学習環境が整えられます。そして助け合い、教え合い、学び合いが成立し、集団で学習することのよさや効果を実感させることが規範意識を育てる最大の目的であり、そう実感できたとき集団生活に適応できたといえるでしょう。相手の立場を考え、自分のわがままを押え、また、集団の規則を尊重し順守すること、自分の立場や利益だけでなく相手の立場や利害や感情に気を配れる子どもを育ててまいります。
子どもにとって生まれて始めて経験する最小集団社会である家庭にも守らなければならないルール、マナーがあると思います。守ることで家族みんなが安心して楽しく過ごせることを感じさせることは、社会性を育てる一歩ですね。
≪栄養指導教室≫
3年生、4年生、5年生は先日の24日、室蘭市の栄養教諭である、みなと小学校の佐藤 茜先生を講師にお招きし、栄養について学習しました。
3年生は、健康のために生活習慣を見直すというねらいで朝ごはんの大切さ、朝ごはんをおいしく食べるための正しい生活習慣のあり方を学びました。
4年生は、毎日給食で出される牛乳に多く含まれるカルシウムが、自分たちの成長にとって欠かせない栄養素の一つであることを学びました。
5年生は、3,4年生で学んだことを振り返りながら、栄養のバランスの良い食事メニューをグループで作る活動を行いました。
作成したメニューは給食センターの職員が最もよいものを1つ選び、実際に給食のメニューとして料理され提供されるとあって、子ども達は、自分たちの好みも主張しつつ、採用目指してバランスのよいメニューを一生懸命考えていました。
≪生活科まちたんけん≫
2年生は、生活科「まちたんけん」の学習で鷲別のコープ札幌に出かけ、お店の様子を学んできました。お客さんが買いやすいように工夫しているところなど普段は気にかけないお店の中をくまなく観察し熱心にメモに残していました。
管理人
2016/05/31(Mon) 12:00:00
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