北海道室蘭市立高砂小学校
■No.2
≪未曽有の大震災≫
東日本大震災の記憶が、いまだに鮮明に脳裏にある中、九州熊本で4月14日、震度7という想像を絶する大変な地震が起きてしまいました。亡くなられた方に対し心よりお悔やみ申し上げます。尊い肉親を突然亡くされた方や800回を超える余震の恐怖に襲われている被災地の皆様の心中は、私達の想像を超えています。建物の破壊だけでなく、人の心までも破壊されてしまいそうな今まで経験のない大規模な地震に再び天災の恐ろしさ、自然の破壊力の凄まじさを感じます。
この地震により、多くの日本人が、けして人ごとではなく、「明日は自分たちの住んでいるところでも・・・」という思いにさせられています。日本列島は、今回の地震の原因とされる断層が、いたるところに存在し、また、太平洋側の海洋には、マントルが沈み込む地震の巣が多数存在し、毎日のように地震が起きています。そのエネルギーがいつ大噴出してもおかしくないのが日本なのです。
小さな、大切なお子さんをおあずかりしている学校では、そのような災害の際にも最大限、子どもの安全を確保しなければなりません。危機に陥ったときの対応について記された危機管理マニュアルは、毎年検証し更新していますが、予想されていない事態が起きたときの対応や判断は、とても難しいものになるはずです。そうならないためには、考えられるあらゆる事態を想定し、その対策を備え、意識していなければなりません。
皆さん、家庭での備えは万全でしょうか。
≪集団下校訓練≫
集団下校訓練が先日おこなわれました。地区集会で1年生の新メンバーや地域の危険箇所、通学路について確認の後、地区ごとに下校しました。6年生は、地区の先頭に立って下級生を誘導し、安全を考えながら下校していました。集団で下校するような事態があまりないことを祈るばかりですが、突然の有事にもしっかりと対応できるよう児童の安全、集団の安全を最優先に考え、今回の訓練で、課題として浮かび上がった点を検証改善し、いざというときのための万全を期してまいります。
≪6年縄文出前講座≫
本市の学芸員で、考古学専門家の松田さんをお招きし、縄文時代の人々の暮らしぶりなどについて詳しくお話をしていただきました。室蘭市内は、縄文人が暮らしていたと思われる場所が多くあり、ここ高砂地区も海に近く小高い丘にあることから、縄文人が住むには最適な場所だったそうです。
最近社会科で学習したばかりという子ども達は、教科書には書かれていないことなどたくさん質問をしていました。本物の出土品にも触らせていただき、さらに興味を持った子ども達でした。
≪PTA総会≫
会員70名ほどの参加のもとPTA総会が終わり、昨年度の会務報告、決算、今年度の事業計画、予算等、すべて承認されました。
役員も昨年度のうちに候補者が選定され、総会で全員承認されました。今後、全会員の皆様に所属の希望をとり、学年や人数バランスを考慮しながら、所属を決定します。
6月から本格的なスタートになりますが、荒木新会長のもとPTA活動が、楽しい活動、交流
の場、子ども達の健やかな成長のために実りあるものとなるよう共にがんばっていきましょう。
管理人
2016/04/28(Wed) 12:00:00
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