北海道室蘭市立高砂小学校
No.18
≪薬物乱用防止教室≫
 卒業間近に控えた6年生は先日、室蘭市学校薬剤師会々長で製鉄記念病院薬剤部の近藤覚也さんを外部講師としてお招きし、薬物乱用防止について学習しました。たばこやアルコールの害も含め、薬物の怖さについてスライドを使ったわかりやすい説明を受けた子ども達は、興味を持ちながら真剣な面持ちで聞いていました。
 最近は、元プロ野球選手が違法薬物で逮捕されたり、親が小さい子どもにたばこを吸わせたり、さらには、小学校6年生が大麻を吸っていたり、信じがたい事件が起き、6年生の子ども達もそういった事件が世間を騒がしている意味を改めて実感したのではないでしょうか。
 説明が終わった後、「室蘭市でも薬物の所持や事件はありますか」「たばこは、なぜなくならないのですか」「タバコの成分で一番悪いのは何ですか」など数人から質問があり、興味関心の深さを感じました。
 最後に近藤さんは、『かっこいいってどういうこと?』と問いかけました。「本当のかっこよさは、悪の誘惑を断る勇気、つらいことがあっても薬に頼るのではなく自分の意志をしっかり持って前に進もうとすること、趣味やスポーツに一生懸命取り組むことではないでしょうか」と投げかけていました。薬の怖さを知ることは、もちろん必要ですが、「心を強くする」ことが一番大事なことだと子ども達は感じ取ってくれたように思います。

≪出前授業≫
 中学校の先生が、小学校に来て授業してもらうことを通称「出前授業」といいます。小中連携の取組みの一つですが、今回は、6年生を対象に行なわれ、東明中学校で音楽を担当し、合唱部の顧問でもある辻育郎先生が、音楽の授業(合唱指導)をしてくださいました。辻先生は、声楽が専門で東明中合唱部を全国大会や数々の賞に導いているすばらしい先生です。そのすごい先生に教えてもらうということで子ども達も楽しみにしていました。もともと元気よく一生懸命歌う6年生ですが、卒業式で歌う「旅立ちの日に」の歌声がみるみる美しい声色に変わっていくのがわかり、子ども達自身も驚きながら、少し中学生気分を味わうことができました。卒業式の歌声に乞うご期待を。辻先生お忙しい中、ありがとうございました。

≪平成28年度 高砂小重点課題≫
 学校評価や保護者アンケートの結果から、次年度特に本校が重点的に取り組む教育活動を重点課題として5つ設定しました。現在これらの課題をどう具体化するか、今まで取組んできたことを更に充実させ継承するものや新たな取組みも検討中です。今後、通信等でお知らせしていきます。
1 やる気と自信をもたせる授業の構築
2 生活科・総合の価値ある展開と飛躍
3 意欲的に取り組む姿が見える体力づくり
4 幼小中の連続的な学びを支える連携の充実
5 主体性創造性が磨かれる特別活動の充実

≪PTA役員会(最終)≫
 今年度の最後のPTA役員会が、先日ありました。次年度の三役の選考結果や次年度委員長の氏名報告があり、来年度の役員等は、すべて出揃いました。4月のPTA総会で承認を待つばかりです。また、各委員会の代表の方から、今年度の活動について報告があり、安全委員会の地域の見回り、定期的な廃品回収、読み聞かせ、交流委員会の企画、図書活動委員会の図書室環境整備など活発な活動の様子を改めて振り返ることができました。役員の皆様をはじめ、保護者の皆様方には、精力的に子ども達の教育環境改善のため、保護者交流のためにご尽力いただき、ありがとうございました

管理人
2016/03/16(Tue) 12:00:00


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