北海道室蘭市立高砂小学校
No.3
≪1年生大歓迎≫
 毎年恒例の「1年生を迎える会」が5月13日に行われました。
 1年生は、6年生と手をつないで歓迎の大きな拍手の中入場。児童会会長の挨拶にはじまり、1年生の元気いっぱいの自己紹介、「○か×か」で盛り上がった○×ゲーム、ひよこのおひっこしゲームでは必死に逃げ回り、そしてみんなで「となりのトトロ」の歌を元気に歌って終わりました。短時間でしたが笑顔いっぱい、歓声いっぱい、楽しくあったかい雰囲気で交流ができました。1年生もとても喜んでいました。早朝よりご参観くださった保護者の皆様、ありがとうございました。

≪TT指導・グループ別指導≫
 今年度も学力向上、学習意欲向上のためのTT加配教員が1名付きましたので、3年生以上の算数を中心にTT指導を行ないます。この指導では、1つの教室で担任が主に授業をしながら、サブの先生が、躓いている子や集中していない子に声をかけ、指導を補助するものと、子どもが自分で発展か基礎かを選択して2つのグループに分かれて行なうグループ別授業の2通りの方法があります。主に本校の榮田教諭が、TT指導教員として教室に入り、子ども達の指導にあたります。わかる授業づくりのための一つの方法でもあります。

≪静かな虐待≫
 「静かな虐待」・・・あまり聞いたことのない言葉だと思います。児童虐待は、犯罪であり、心理的、身体的、性的などの苦痛を子どもが負うものですが、この「静かな虐待」は、虐待と気づかずに虐待に近い状況に子どもが陥る恐れがある虐待です???
この言葉は、大阪大学大学院教授の小野田政利先生が、ある教育誌で使っていました。どういうことでしょうか?
 これは、スマホなどの携帯電話と大いに関係があります。
 親が、子どもの問いかけや行ないに関心を払わず、スマホの画面を見続けるというものです。ながらスマホ、食事中もスマホなどスマホ依存が強く、子どもへ本来注ぐべき愛情が、減ってしまうことが、虐待だとするものです。
 『愛着障害』という病名があります。子どもへの親の愛情は、幼少期から少年期にかけて、絶対必要なものですが、それが万度に得られずに起きる障害の一つです。「突然キレる」「落ち着きがない」「語彙が少ない」「暴力行為」「破壊行為」「大人不信」などといった行動が表れます。「子どもの言葉に目で聞き耳を傾け、親身に応える」など本来あたりまえであるべき子どもとの関わりは、子どもが親の愛情を感じる大事なこと一つです。それが、携帯依存により薄れ、『愛着障害』予備軍の子が増えてきているのではないかという警鐘を鳴らす言葉です。
 
 
管理人
2015/05/15(Thu) 0:0:0


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