北海道室蘭市立高砂小学校
No.2
≪3週間がすぎて…≫
「身支度で混乱することなくとても速くできていました。」
「おしゃべりせず、しっかりとまっすぐ並ぶことができるようになりました。」
「もっと手伝おうとする意欲のある姿が見られました。」
「積極的に挙手したり、発言したりする態度がみられます。」
「友達に助けられた時は、『ありがとう』ときちんと言えています。」
「この意欲を大切にしていきます。」
「熱心に生き生きと活動していました。」
「楽しい活動、うれしい心遣いによって一歩ずつ進んでいく。」
「5分間。水を打ったように静かだった。みんな一心に読みふけっていた。」
 これらは、各担任が学級通信に書いた、子ども達の頑張りの一コマです。新学期が始まって3週間。一つ上がった学年としての自覚や頑張ろうという気持ちが行動に表れていてとてもうれしく思います。
 この気持ちがこれからも継続できるよう意欲の高まる指導、支援に邁進してまいります。
 今週末から来週にかけてGWとなります。事故の無いよう、楽しい休日をお過ごしください。

≪丁寧という言葉≫
 1年立石先生の学級通信で、保護者にひらがなの指導をどう進めているかを紹介していました。「指書き、空書き、なぞり書き、見ながら書き」の順をたどり最後にその文字を使って簡単な言葉を書く。というようなことをくわしく説明しています。
 その中で、「早くやり遂げることは全く求めていません。『丁寧にできる子は伸びます』と何度も子どもたちに言っています。」という文が目にとまりました。
 「早く上手に書く」というのは、学年が上がるにつれて書くことの目標の一つにしなければならないことですが、「丁寧に」は、書くことにかぎらず、日常生活の様々な活動や経験では、大切な要素です。
 丁寧な言葉づかい、丁寧なあいさつ、丁寧なかかわり、丁寧に読む、丁寧に片づける、丁寧に・・・。
 そこには、やり遂げる時間の速さはあまり関係ないかもしれません。「丁寧」には、「心をこめて、誠実に、一生懸命に、誠意をもって、根気よく、意欲的に、努力を惜しまない、向上する心」などの言葉が隠れているように思います。
 「丁寧にできる子は伸びる」子どもにたくさん掛けたい言葉です。

≪朝の学習・一斉読書≫
 昨年度の学校評価の結果から、課題の一つとして挙げられたのが朝の学習の時間の過ごし方です。その課題解決のため今年度は、朝学習の時間をより充実させます。
 朝学習の時間は10分間と短いですが、その10分間で出来る国語と算数のプリントなどを使い、基礎学力をよりしっかり定着させることを最大の目標とします。子ども達が、自ら意欲的に取り組めるものにしていきます。また、朝の職員打ち合わせは、週1回とし、担任は教室で子ども達の学習の様子を見守ることといたしました。毎週水曜日は、朝読書として全校一斉読書の時間となります。8時15分一斉スタートとなりますので、8時10分には、教室に入れるよう遅刻しないように声掛けをお願いします。

≪6年生ヘルパー活動≫
 6年生が、1年生の面倒をみる「ヘルパー活動」が、今盛んに行われています。6年生の各クラス日替わりの当番が、登校時に、1年生の玄関で挨拶と共に出迎えたり、1年生の教室で、道具や教科書などの整理を手伝ったり、中休みに一緒に遊んだりしています。何でも一人でできる1年生ですが、本当に困った時に優しく声をかけてくれるのも6年生です。頼りにされる自分がいるという思いは、6年生としての自覚を更に高め、高砂小の顔としてたくましく成長し、3月には、最高の輝きで巣立つことでしょう。期待しています。


管理人
2015/04/30(Wed) 0:0:0


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