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令和元年 No2_「学校だより」朝の風景〜子どもの価値観を育む〜から |
高砂小だより NO2の本文ですが、字数の関係でご紹介できなかった本の一説がありましたので、文末に付け加えてご紹介いたします。
先週20日の土曜参観と学級懇談会、学校説明会そしてPTA総会に、多くの保護者の皆様のご出席をいただき、誠にありがとうございました。授業参観では教室に保護者の皆様が入りきれないくらいのご参加をいただき大変ありがたく感じております。 さて、始業式の日から毎朝、校門で子どもたちを迎えるようにしています。毎朝一番で登校してくる子、入学以来、保護者と一緒に登校してきて緑ヶ丘公園くらいから一人で校門に向かう1年生、兄弟、姉妹で登校してくる子、それぞれに校門を通り抜けるときには「おはようございます」と挨拶を交わして玄関に向かっていきます。校門前の横断歩道には毎朝、お二人の方が交通安全旗をもって子どもたちの横断のお手伝いをしていただいております。またもう一人の方は通学路の石やゴミを拾いながら子どもたちの登校を見守ってくださっています。「行ってらっしゃい」「今日はたくさんの荷物ね」「今日も元気だね」など子どもたちに朝から温かいお声がけをいただいております。子どもたちには「挨拶をされる前に、自分から挨拶をしましょうね」と声をかけています。 昨年度から小学校では教科として「道徳科」が実施されています。教科化へのスタートのきっかけとなったのは「いじめによる子ども自殺」や地域社会や家庭の教育力の衰退などとされ、道徳教育の推進は、学校が行う教育活動においても重要な意味を持つものとなってきています。子どもたちの心を育てるのは、子どもたちに関わるすべての大人たちだと考えます。子どもの周りにどのような言葉があふれているかによって、子どもたちの道徳性や価値観は変わっていきます。やさしさや思いやりの言葉があふれる学校や地域でありたいと思います。いよいよ明日から10連休。多くの経験を積み、ひとまわり成長して5月7日に登校してくることを願っています。
→『3歳ぐらいの子どもを連れた母親が、水道工事をしている人たちのそばを通りながら語って聞かせています。 「おじさんたちが、こうして働いていてくださるおかげで、坊やはおいしいお水が飲めるのよ。ありがとうといって通りましょうね」 同じところを、これまた幼い子を連れた別の母親が通りかかります。子どもに向かっていいました。「坊やも勉強しないと、こういうお仕事をしないといけなくなるのよ」 価値観はこのようにして、親から子どもに伝えられることがあるのです』 (参照:『置かれた場所で咲きなさい』P47 著者:渡辺和子 出版社:幻冬舎)
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(2019/05/07(Mon) 15:58:10) |
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