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No.7 |
≪いじめ自殺について≫ 岩手県の中学校で、また悲しく辛い出来事が起きてしまいました。絶対あってはならない子どもの自殺。亡くなったお子さんの笑顔の写真を見るたびに、「なぜ・・・」という思いとともに同じ仕事に携わる者として学校の対応に疑問に思うことがたくさん脳裏を過ぎります。一連の報道では見えない色々な事情があったのかもしれませんが、少なくとも亡くなったお子さんが発信し続けていたメッセージになぜもっとしっかり耳を傾け、適切な対応ができなかったのかは、だれも否定できない大きな疑問です。いくらでも救える、守ってあげられる命、そのための手立てがあったはずだと思うのですが。亡くなったお子さんのご冥福をお祈りするばかりです。 けして対岸の火事ではありません。これを機に本校の子ども達はどうなのだろうか、一人で悩み苦しんでいる子がいるのではないだろうかという視点で再度確認し、些細なことも子ども達の情報を受け止め、子ども一人ひとりの思いや悩みに真摯に耳を傾け、全職員で共有すること、迅速かつ確実に解決につなげていくことを職員と確認いたしました。そして、何よりいじめが起きない環境づくり、人間関係づくりが最も大事であると考えます。 今後も互いのよさを認め、優しさと思いやりを持った人とのかかわりなど、人として大切な部分をしっかりと指導していきながら、子どもが生き生きと学べる学校、笑顔あふれる学校づくりに邁進してまいります。 保護者、地域の皆様は、私たちが子ども一人ひとりを理解するための大切な情報源です。今後も気になることがありましたらいつでもご連絡をください。私たち全職員、全力で子ども一人ひとりを守ります。
≪給食交流≫ 毎年恒例の児童会主催による給食交流がありました。 1年生と6年生、2年生と5年生、3年生と4年生がそれぞれ教室を移動して一緒に給食を食べました。 いつものクラスの雰囲気とは違った雰囲気の中、それぞれ上の学年が、下の学年の面倒をみるといったほほえましい場面もあり、楽しく食べることができました。 給食の後は、教室でゲームを行ない、更に交流を深めていました。クラブ活動や委員会、地区集会など異学年で取り組む活動は、いろいろありますが、これもその一つです。年齢の違うもの同士が互いに支え合える場として、貴重な時間です。これからも継続していきたい取り組みです。
≪鉄の街 室蘭の未来を考える≫ 5年生は、「鉄の街」として発展してきた室蘭の工業に視点をあて、室蘭の課題は何か、これからの室蘭をどう考えていくかといったことをテーマに総合的な学習の時間を展開しています。1学期は、室蘭工大でものづくりを体験し、日本製鋼所の見学に行き、課題発見のための体験をしてきました。そこで携わっている人から話を聞き、自分の目で確かめながら、1つ2つと課題を探ることができました。次は、その課題について詳しく調べていくことになります。
≪1学期ありがとうございました≫ 1学期も残り1日となりました。 4月の学級開きに始まり、最大行事である運動会を経て、学級づくり、学習のきまりや家庭学習の習慣化、朝学習の充実など様々な教育活動を進めてまいりました。まだ十分ではないところもたくさんありますが、着実に成果を上げているものもみられ、子ども達のよりより成長のために微力ながらお手伝いできたものと考えております。これもひとえに、保護者、地域の皆様方のご理解、ご支援、ご協力のおかげと心より感謝申し上げます。1学期に積み残した課題については、しっかり職員で振り返り、2学期以降の課題解決に確実につなげてまいります。今後もどうぞよろしくお願いいたします。 さて、25日から夏季休業に入ります。25日間は、家庭での生活が中心になりますが、くれぐれも事故のないよう、規則正しい生活を心がけるよう、お声をかけていただき、有意義な楽しい夏休みになることを願っております。
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(2015/07/23(Wed) 00:00:00) |
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No.6 |
≪我慢するということ≫ 少子化の昨今、大人は子ども達に辛抱すること、我慢することをどれくらい経験させているでしょうか。 人は生活していく中で、我慢しなければならないことが山ほどあります。自分の思い通りになることの方が少ないと言っていいかもしれませんね。決まりやルールを守ることも我慢の一つです。その我慢ができないとき、きまりやルールの無視になり社会の秩序は守られず大変なことになります。 さて、『早期離職者』という言葉を聞いたことがあるでしょうか。せっかく就職できたのに仕事についていけず、すぐに辞めてしまう若者のことです。こういった若者が増えているという現実は、企業の大きな悩みの一つになっているそうです。 『辞める』という選択肢を安易に選ぶのではなく、仕事がうまくいかないことを課題としてとらえ、粘り強く解決策を探っていく力、他者と向き合い、思いや悩みを伝え、自ら道を切り拓いていこうとする力に欠けているということ、『辞める』という結論を出す前に辛抱、我慢ができないということでしょうか。 辛抱すること、我慢することは「その先にある課題を解決するための考える時間」が保証されるということだと思います。もちろん理不尽な仕打ちや人権に関わることなどに対しては、辛抱、我慢の必要はありませんが、困難に出合った時、辛抱し我慢しながら次の手を考えていこうとする前向きな力は、これからの社会でも必要な力です。その力を身につけさせるためにも私たち教師や大人は、その前提になる辛抱する、我慢する経験を子どもから奪ってしまわないようにしたいものです。
≪交通安全教室≫ 今年も交通安全教室が行なわれ、低、中学年はグラウンドの模擬道路で、横断歩道の渡り方や自転車の乗り方など、交通指導員さんの指導を受けながら、命を守るための大切な学習ができました。 高学年は、体育館で自転車の危険に関するDVDを見ながら学習し、日頃の自転車の乗り方を振り返る機会となりました。最近も道内の小学校で、スクールバスを降りた直後に車にひ かれて亡くなるという悲しい交通事故がありました。子どもだけで道路を歩いたり、自転車に乗ったりする機会も多い中、一人一人が、細心の注意を払い、絶対に事故に合わないよう今後も繰り返し指導をしてまいります。ご家庭でも一言声掛けをお願いします。
≪港ふるさと体験学習≫ 室蘭市の事業として毎年行われている「港ふるさと体験学習」。今年も4年生が、室蘭海上保安部、室蘭水族館を訪れ学習してきました。雨のため地球岬灯台には、残念ながら行けませんでしたが、それぞれの場所で、ロープ結び体験や巡視艇内部の見学など、そこで働いている人とのふれあいを通して様々な体験ができました。自分たちのふるさと室蘭のよさや魅力を実感し、地元を愛する心が育ってほしいですね。
≪体力テスト≫ 全国的な調査の一つ体力テストが、先日、全学年で実施されました。体力テストは、50m走、ソフトボール投げ、立ち幅跳びなど8種目を決められた方法で実施し、個人の走力や持久力、投力、瞬発力、握力、柔軟性などを調べます。8種目すべてを行うのは、4年生以上で3年生以下は、学年に応じてできるものを選んで実施しました。 5年生は、全国の調査学校が測定結果を報告するため全国の5年生の傾向が後日示されます。最近は全国的に昔と比べて体力が落ちているという結果が出ていますが、本校の子ども達はどうでしょうか。運動習慣のある子とそうでない子では、やはり差が出る傾向にありますが、結果や差に一喜一憂することなく、一人一人が自分の体に関心を持ち、生涯にわたって健康で過ごすための意識を高めるきっかけにして欲しいと思います。
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(2015/07/02(Wed) 00:00:00) |
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