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令和元年 No2_「学校だより」朝の風景〜子どもの価値観を育む〜から |
高砂小だより NO2の本文ですが、字数の関係でご紹介できなかった本の一説がありましたので、文末に付け加えてご紹介いたします。
先週20日の土曜参観と学級懇談会、学校説明会そしてPTA総会に、多くの保護者の皆様のご出席をいただき、誠にありがとうございました。授業参観では教室に保護者の皆様が入りきれないくらいのご参加をいただき大変ありがたく感じております。 さて、始業式の日から毎朝、校門で子どもたちを迎えるようにしています。毎朝一番で登校してくる子、入学以来、保護者と一緒に登校してきて緑ヶ丘公園くらいから一人で校門に向かう1年生、兄弟、姉妹で登校してくる子、それぞれに校門を通り抜けるときには「おはようございます」と挨拶を交わして玄関に向かっていきます。校門前の横断歩道には毎朝、お二人の方が交通安全旗をもって子どもたちの横断のお手伝いをしていただいております。またもう一人の方は通学路の石やゴミを拾いながら子どもたちの登校を見守ってくださっています。「行ってらっしゃい」「今日はたくさんの荷物ね」「今日も元気だね」など子どもたちに朝から温かいお声がけをいただいております。子どもたちには「挨拶をされる前に、自分から挨拶をしましょうね」と声をかけています。 昨年度から小学校では教科として「道徳科」が実施されています。教科化へのスタートのきっかけとなったのは「いじめによる子ども自殺」や地域社会や家庭の教育力の衰退などとされ、道徳教育の推進は、学校が行う教育活動においても重要な意味を持つものとなってきています。子どもたちの心を育てるのは、子どもたちに関わるすべての大人たちだと考えます。子どもの周りにどのような言葉があふれているかによって、子どもたちの道徳性や価値観は変わっていきます。やさしさや思いやりの言葉があふれる学校や地域でありたいと思います。いよいよ明日から10連休。多くの経験を積み、ひとまわり成長して5月7日に登校してくることを願っています。
→『3歳ぐらいの子どもを連れた母親が、水道工事をしている人たちのそばを通りながら語って聞かせています。 「おじさんたちが、こうして働いていてくださるおかげで、坊やはおいしいお水が飲めるのよ。ありがとうといって通りましょうね」 同じところを、これまた幼い子を連れた別の母親が通りかかります。子どもに向かっていいました。「坊やも勉強しないと、こういうお仕事をしないといけなくなるのよ」 価値観はこのようにして、親から子どもに伝えられることがあるのです』 (参照:『置かれた場所で咲きなさい』P47 著者:渡辺和子 出版社:幻冬舎)
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(2019/05/07(Mon) 15:58:10) |
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令和元年 No1_1学期始業式 児童への話 |
さて今日から新しい年度が始まります。寒かった今週。びっくりするような雪まで降りました。でもね、きっとこの先はどんどん気温も上がり、外で元気に遊べる日も増えると思います。さて、そんな希望あふれる新学期にあたり校長先生から各学年に期待すること・どの学年でもがんばってほしいことをお話します。 まず各学年に期待すること。 2年生のみなさん 学年があがりました。自分のことは自分でできように努力しましょう。 3年生のみなさん 新しい学習が増えます。多くのことに興味をもって取り組みましょう。 4年生のみなさん 高学年の仲間入りです。周囲のことをより考えられるようになってほしいです。 5年生のみなさん 高学年としての役割が増えます。人のため、周りのために役立つような行動をしてほしいです。特に6年生を支える心臓のような働きをしてほしいです。 6年生のみなさん 最高学年です。君たちの行動、発言のすべてが高砂小学校を表すことになります。つまり君たちは学校の顔です。学校全体を見て行動してほしいです。 今年で高砂小学校はなくなりますが、それぞれの学年でしっかり生活することですばらしい高砂最後の年(であり元号だと令和元年ですね)を過ごしてほしいです。そしてそれが次(次の学校、次の学年への)への力になると校長先生は考えています。
次にどの学年でもがんばってほしいことを2つ話します。 一つ目。学校ってどんなところ?勉強するところ。遊ぶところ。友達を作るところ。人それぞれで違うと思いますが、「勉強するところ」って言うのは、学校の「学」の字を見ても間違いなさそうですね。でも校長先生は「学校は間違っていいところ」って考えています。自分の「間違い」「わからない」「できない」をどんどんいえる雰囲気を作っていってほしいです。そして友達の「間違い」「わからない」「できない」を受け止める心の広さを持てるようになってほしいです。みんなで「間違い」「わからない」「できない」を一緒に考えて克服していけるような高砂小学校であってほしいです。 二つ目。実は一つ目のみんなで「間違い」「わからない」「できない」を一緒に考えて克服していけるような高砂小学校にするためにはこの二つ目が大切。【実際に八木橋先生とあいさつを交わしてから】それは挨拶です。挨拶って自分から発したときには「私はここにいます」ってメッセージであり、さらに挨拶をした相手を「認めている」ってことになります。だから挨拶をされた人は挨拶を返すことで「互いに尊重してますよ」って確認をしていることと同じなんです。 つまりわかりやすくいうと「人が人を互いに大切にし合っている」ということです。その確認を簡単にできるのが「挨拶」。 ぜひ「元気な挨拶」のあふれる高砂小学校であってください。 1学期、みなさんが元気に活躍する姿を楽しみにしています。 以上で終わります。
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(2019/04/05(Thu) 9:00:00) |
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No.16 |
≪3学期スタート≫ 平成29年が明けて早1ヶ月。3学期がスタートして2週間が経ちました。遅くなりましたが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。 冬休み中は、特に事件事故も無く子ども達の元気な笑顔で、先日始業式を迎えることができました。式では、「3学期は、次の学年にしっかりとつなげるための大事な期間であること、やり残したことや今の課題をしっかり振り返り、目標を持って取り組んで欲しい」と話しました。児童会長が「まとめをしっかりしましょう」とあいさつ、最後に6年生の児童のピアノ伴奏で校歌を歌い終了しました。 3学期は、短期間ですが、次年度への橋渡し期間として、今年度の課題や成果を整理し、より確かな方向性と具体的な方策を明らかにし、次年度円滑に歩みだせるよう進めてまいります。 3学期もご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
≪おもちゃ広場 2年生活科≫ 2年生の生活科の授業で、今年も1年生と近隣の幼稚園、保育所の小さなお友だちを招待して自分たちが手作りしたおもちゃで楽しんでもらいました。 1組と2組、合せて10グループがそれぞれ工夫を凝らしたおもちゃやゲームを用意しました。昨年、今の3年生に楽しませてもらった経験のある2年生は、おもちゃやゲームのやりかたをお兄さん、お姉さんらしく、丁寧に優しく教えていました。そして、みんなが楽しんでくれている姿に満足していました。
≪雪中学習≫ 前日の夜に降った大雪の影響で、出発が少し遅れましたが、無事実施することができました。山の天気は、晴天でした。そりすべりや雪遊びを楽しむ子ども達の歓声がだんパラの山にこだまし、友だちや先生との絆を更に深めることができた1日となりました。準備等ありがとうございました。
≪学校関係者評価委員会≫ 先日、学校評議員、PTA役員、本校職員で構成される学校関係者評価委員会が開かれ、職員の学校評価や保護者、児童アンケートの結果をもとに今年度の教育活動を振り返り、成果や課題を協議しました。この委員会は、保護者や地域、学校が子ども達の課題について共有し、それぞれの立場でどのような解決が図れるかを探りながら子ども達にとってよりよい教育を目指すために一昨年から開催されています。この話し合いの結果を踏まえて次年度の学校課題をより焦点化し課題解決への方向性や基盤をつくっていきます。結果等については、随時お知らせしてまいります。学校評議員、PTA代表の方ありがとうございました。
≪保護者の求める子ども像≫ 学年別に見てみるとそれぞれ特徴がみられます。『課題意識、解決に努力』は、高学年の保護者の方が比較的多い傾向があります。また、昨年と比べると『困難を乗り越えられる精神力』が、10%ほど増えています。これからの社会に生き抜く力として、重要な力であるという思いからでしょうか。「これから必要な力として身につけて欲しい」といった保護者の願いは、課題として捉えているという見方もできます。結果から見える保護者の思いや願いをしっかりと受けとめ、これからの教育実践に生かしてまいります。
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(2017/01/31(Mon) 12:00:00) |
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No.15 |
≪2学期終了 ご協力ありがとうございました≫ 長かった2学期も明日で終了です。夏から冬まで3つの季節をくぐりぬけ、子ども達は、様々な学習や活動、体験を通してまた大きく成長しました。今年は、子ども達に話す機会があるたびに「継続は力なり」という言葉を伝えてきました。努力は人を裏切らない。やると決めたことを毎日、地道に続けることは、必ずその人の力になり、いつかその力が、役に立つときがくる。子ども達が、そんな思いで家庭学習や漢字の練習、体力づくりなどにがんばる姿をたくさんみることができた2学期でした。成果が出て確かな手ごたえを感じた子や逆にまだ成果が見えない子も自信を失うことなく3学期、次の学年へとつないでいくことを期待しています。 保護者、地域の皆様方の温かい見守り、ご支援に感謝申し上げます。 さて、23日から冬休みに入ります。25日間、家庭で過ごすことになりますが、長期休業中にしか体験できない経験や学習の弱点補強など目標を持たせて、充実した日々になるよう、そして、冬型の事故にあわないようよろしくお願いいたします。 2学期、ご支援ご協力ありがとうございました。
≪給食試食会と講話≫ 先日、20名ほどの参加で給食試食会&講話が行なわれました。給食の試食の前に、本市の栄養教諭の佐藤茜先生と松尾佳代先生に「朝ごはんの大切さ」について講話をしていただきました。 3年生向けのDVD教材を視聴し、子ども達に対する指導内容や医学的な見地から、朝の食事が1日の生活でどのような意味を持つのか説明いただき、改めてその重要性を確認することができました。その後、給食を試食し感想や懐かしむ声が聞かれました。アンケートにたくさんの感想やご意見をいただきありがとうございました。 ≪5年高砂プロジェクト≫ ☆ほくでん出前講座 5年生の総合の一貫として、ほくでんの出前講座を受け、環境問題の説明や発電の模擬装置を実際に見たり、動かしたりしながら、その仕組みについて学んでいました。子ども達は、説明の中でさまざまな発電方法の長所と短所をうまく相殺させる組み合わせ「ベストミックス」の方法について興味関心をもっていました。ここでの学びの疑問や課題を次の活動につなげていくことになります。 ☆環境施設見学 出前講座で学んだ5年生は、学校を出て、その知識や疑問をさらに確認するために本物を見聞、体験してきました。子ども達は、PCB処理施設、祝津風力発電所、FCV水素ステーション、メガソーラーパネル施設といった環境施設を回り、環境問題を見据えた未来のエネルギーについてさらに詳しく学ぶことができました。施設で働く人から聞いた話や自分なりに感じたことなどをまとめながら、これからの自分たちにできることやエネルギーのベストミックスを考えるなど学習が発展していきます。
≪縦割り班対抗リレー≫ 児童会体育委員会は、縦割り班を使ったゲームを企画し、先日中休みや昼休みを使って班対抗全員リレーが行なわれました。数日間に別けて、1回2チームで競争し、タイムで順位が決まります。単純なリレーですが、ギャラリーの見学の子の声援も受け、全力で駆け抜けていました。順位は、16日の全校集会で発表、表彰されました。
≪野鳥を知る≫ 「鳥をよぼう」大作戦中の3年生は、野鳥に詳しい、幌別在住の伴野美江さんをお招きし、スライドや実物大の模型などを見ながらみんなで野鳥博士を目指しました。小さな野鳥が身を守るために集団で移動することや野鳥は長い距離を飛ぶために思ったよりたくさんのえさを食べることなどみんな集中し興味津々聞き入っていました。
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(2016/12/21(Tue) 12:00:00) |
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No.14 |
≪保護者個人懇談 ありがとうございます≫ 保護者個人懇談週間も終わりに近づき、ほとんどのご家庭が終えられました。たいへんお忙しい中、ご足労いただきありがとうございました。とても短い時間で十分な話ができなかった方もいらっしゃったのではないでしょうか。でも1年間の中間におけるお子様の伸びや現状について交流することができました。今すぐ改善の必要な課題や次の学年に向けてより力をつけて欲しいことなどを学校と家庭が共に再確認し、子ども達の成長を見守ることは、大変意義深いことです。子どもの成長にかかわる私たち大人がより最善の形で教育、指導を行なうことで、確かな成長が期待できると確信しています。 懇談週間は、ひとつの場として終わりますが、いつでも何かあればご相談等お受けしますので、今後ともよろしくお願いいたします。 ≪室蘭市教護会の報告から≫ 室蘭市内の小中高校の生徒指導担当の先生、市教委、警察の方が年2回集まり、市内の子ども達の校外、校内の生徒指導に関する状況等について情報交換する場が教護会です。また、定期的に持ち回りで繁華街などの巡回補導もその会の方々が行なっています。先日その会議があり、今年度、校外で補導をした児童生徒は、40名でそのうちゲームセンター(ゲームコーナーも含む)などで補導された小中学生が24名という報告がありました。 ゲーム専門のゲームセンターは、保護者(成人)同伴でなければ入場できません。また、デパートなどのゲームコーナーは、遅い時間に子どもだけでいると補導されることがあります。子どもが思わぬ事故や事件に巻き込まれないためにも保護者の指導、見守りが大事です。 よろしくお願いします。
≪特集 「総合」ってどんな学習? Part2≫ 高砂プロジェクト(総合)の学年の取り組みについて、3年生以上各学年の進捗状況と今後の予定などについてお知らせします。
『鳥をよぼう 大作戦 3年』 3年生は「高砂地域の自慢をさがそう」という大テーマから課題を「野鳥」にしぼり、学習を進めています。この地域が、楽山方面に飛んでいく野鳥の通り路に近いことは、あまり知られておらず、地域の自慢になるのではという発想から「学校に野鳥をよびたい」「実際にどんな鳥が来るか知りたい」という思いを具体的な取組みにつなげています。 子ども達は、まず、えさ台を中庭に2台準備し、自分たちが育てたひまわりの種をえさにして、鳥が来るのを待ちました。そして、ついに先日『シジュウカラ』が舞い降り大喜びです。野鳥の名前を調べたり、野鳥に詳しい人の話を聞いたりなどしながら興味関心を高め、自分たちの地域の自慢として、地域の人に発信していきます。
『自分たちのアイディア実践!! 石拾いボランティア 4年』 4年生は、「福祉」という大テーマから「高砂町をもっと優しい町にするには」という課題のもと、高齢者の疑似体験や町のバリアフリーマップをつくるなどしながら、自分たちにできることを考えてきました。先日は、取り組んできた事とこれからのことを発表しました。優しい町にするために子ども達が考えたアイディアの中で、実際にできそうなことを実践する試みを今行なっています。 手始めに「石拾いボランティア」を行い、予想以上に大きな石や危ない石があることに気づき、手ごたえを感じていました。 今後も自分たちができそうなことに挑戦し、新たな発見をめざします。
『室蘭の環境とエネルギーを考える 5年』 5年生は「環境とエネルギー」という大テーマから課題を「室蘭の環境とエネルギー」に特化し、学習を進めています。 室蘭市は、PCB廃棄物処理施設や太陽光発電、風力発電施設、水素エネルギーの開発など鉄鋼産業に加え環境産業にも力を入れ、エネルギーの地産地消をコンセプトに「室蘭グリーンエネルギータウン構想」を策定しました。自分たちの住む街は、これからどんな発展があるのか、環境産業とは何かなどエネルギーについて調べたり、施設見学したりしながら、未来を担う自分たちはどのように考え、どう行動しなければならないのかなど、6年生の総合のテーマである室蘭のよさを発信する学習につながるように取組みを充実させます。
『DISCAVER MURORAN 6年』 高砂プロジェクトの集大成とも言うべき6年生の取り組みは、室蘭の良さや特長を調べる活動とパンフレット作り、修学旅行の札幌での街頭インタビューアンケート調査を経て、それらの分析とこれからの室蘭を考えるまとめの段階に入ってきています。先日は、更に視野を広げ、行動化につなげるために観光協会の方と歴史を守り広げる活動をしている方からお話をお聞きしました。
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(2016/11/30(Tue) 12:00:00) |
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No.13 |
≪人にやさしい街づくり≫ 4年生の総合(高砂プロジェクト)では、お年寄りや障害者の立場で体験したことをもとに課題を設定し身近な地域に目を向けた「人にやさしい街づくり」をテーマに学習を進めています。「バリアフリーマップ」を自分たちで街を歩きながら作成したり、身体の不自由な人が困らないようなミラーを考案したり、石拾いボランティアを提案したり、みんなが安全に幸せに暮らせる街についてグループで考えたことを発表し合いました。 この日は、福祉体験でお世話になった室蘭市社会福祉協議会の方をお招きし発表を聞いていただきました。発表に対する感想やアドバイスもいただきました。 「体験したことを基に更に活動を深め、自分たちの街をよくしようという強い思いが伝わりました。」と協議会の方々は、大変感心されていました。 子ども達は、アドバイスを活かし更に活動を進めていきます。
≪図書室 Xmasムード満点≫(PTA) PTA図書委員会は、先日図書室にクリスマスムード満点の飾りつけをしてくださいました。冬にちなんだ本も手に取りやすいようにディスプレイしてあり、子ども達も興味を持って本を手にしたくなります。ありがとうございました。
≪バイキング給食6年生≫ 食育の一貫として、3年生から栄養教諭による指導を受け、栄養のバランスや健康を考えた食事について学んでいます。その学んだことを生かす最後の取組みとして、6年生のバイキング給食がありました。自分で考えたメニューにしたがって、おかずを選び、お皿に盛り付けます。いつもと雰囲気が違う給食で、終始和やかな雰囲気でしたが、栄養バランスを考えた食事の大切さを感じつつ、楽しい学習になりました。
≪特集「総合」ってどんな学習?≫ 3年生以上の時間割に「総合」(高砂プロジェクト)という文字が週数回あったり、無い週もあったり、どんなことをしているのか疑問に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 「集会や学芸会の練習に使う時間?」「教科書を使わないで行う学習?」 「校外に出かけて、いろいろ見学したり、体験したりする時間?」・・・・?どれも一部は正しいですが、少し違います。「総合」は、平成14年から本格的に学校のカリキュラムに位置付けられています。「総合」は、次の3点のねらいで行われています。
1.自ら課題を見付け、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、よりよく問題を解決する資質や能力を育てること。 2.学び方やものの考え方を身に付け、問題の解決や探究活動に主体的、創造的に取り組む態度を育て、自己の生き方を考えることができるようにすること。 3.各教科、道徳及び特別活動で身に付けた知識や技能等を相互に関連付け、 学習や生活において生かし、それらが総合的に働くようにすること。
主体的・創造的に生きることが求められる21世紀の社会においては、情報を活用処理する力、コミュニケーション力、人間関係を調整する力、表現する力、他者へ発信する力など問題解決的な資質・能力が必要といわれています。まさにこれらの力を一つのテーマで相互関連的に身につけさせようとするのが「総合」の時間なのです。取り上げるテーマは、人、社会、自然、環境、国際、食や福祉に関することなど様々です。 基本的に次のような一連の流れを繰り返しながら展開していきます。
1「課題設定」・・・子どもが学習したり体験したりしたことで興味を持ったり、疑問に思ったことを子ども自らが課題としてのテーマを設定する。 2「情報収集」・・・個人やグループで課題解決に必要な情報を様々な手段を使い収集する。 3「整理分析」・・・集めた情報をわかりやすく整理したり分析したりする。 4「まとめ表現」・・気付いたことや発見したことを自分の考えとしてまとめ、判断し、表現する。
一つのテーマで1年間かけて課題を追求する場合もあります。 これらの一連の活動で子どもたちは、国語や算数などの教科等で学習したことが生かされたという実感を持つことができます。それにより学習する意味や意欲の高まりも期待できるのです。逆に、「総合」は、教科の学習の基礎基本や応用的な力の定着にもつながるものなのです。
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(2016/11/16(Tue) 12:00:00) |
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No.12 |
≪熱いうちに打て≫ 先日、胆振西部PTA連合会母親大会兼室蘭市P連の研究大会があり、室蘭工業大学機械航空創造系学科の清水一道教授の講演を聞いてきました。清水先生は、昨年の5年生が、鋳物づくり体験でお世話になった先生です。室工大の「ものづくり基盤センター」のセンター長でもある先生は、子ども達や市民を対象としたものづくりシンポジウム、講演会、子どもものづくり教室など子ども達への教育や地域社会への貢献に熱心に取り組まれ、鉄の研究で数々の功績をあげていらっしゃいます。大分に生まれ北海道大学を卒業後、新日本製鐵を2年勤め、その後大分高専で教鞭をとり2004年に室工大に助教授として着任、現在に至っています。 講演会で先生は、学生時代から今までの経験から得た教訓を数々織り交ぜながら、子育て真っ最中の親や教師へ、人としてどうあるべきか、子ども達に何を伝えていくことが大切かを熱く語ってくれました。最後に鋳物づくりの簡単な実験の紹介もありました。 「自分のことは、自分で決める」「進んで考える」「物事やると決めたら、必ずやる、すぐやる、できるまでやる」「挑戦した人だけチャンスがある」印象に残った言葉です。若いうちは、失敗を恐れず、挑戦すること、それをしっかり支え、やる気にさせることが親や教師の役割であること。「熱いうちに打て・・」勉強になりました。
≪PTA落ち葉清掃≫ 例年より若干少なめでしたが、校舎周辺の落ち葉を清掃しました。気温が低く、寒い中でしたが、子どもも含め40名ほどの方に参加していただきました。小さい子ども達も立派に戦力になり、作業は、短時間で終えることができました。お忙しい中ありがとうございました。
≪井上角五郎…ご存知ですか?≫ 室蘭が「鉄の街」として栄える基礎を作った人、新日鉄住金と日本製鋼所の二大工場を室蘭に設立した人です。4年生は今、社会科「昔から今へと続くまちづくり」の学習で、地域の地理的環境や人々の暮らしの変化、地域の発展に尽くした先人の働きについて学習しています。そんな中、担任の千葉先生は、偉大な先人である井上角五郎の存在を知り、子ども達にむろらん100年建造物保存会の伏木さんが著した資料や千葉先生が詳しい人から聞いた話をもとに作った自作資料を使って、角五郎の働きや苦労を調べさせました。先日の校内授業研究会では、子ども達一人一人が詳しく調べたことを黒板に書き、みんなで確認しました。 「角五郎がいなければ、室蘭はここまで発展していなかったと思う」 「製鉄所を造るために鉄道を国に売ったり、自分の給料を減らしたり努力していて尊敬します」など感想を話していました。 『室蘭をもっと知って欲しい。愛着を持って欲しい』というのは、室蘭市民が子ども達に望むことの一つだと思います。地域のことに興味を持って調べたり、地域の人とふれあったり、体験したりながら、自分の足元を見つめなおし、自分たちにできることやこれからどうしたらいいかを一生懸命考える授業をこれからも大事にしなければなりません。
≪鉄ん子文庫 読み聞かせ≫ 今年も4.5.6年生を対象に「鉄ん子文庫」の方々による読み聞かせが予定されています。鉄ん子文庫は、市内外の小学校や幼稚園などを訪問し、絵本ではなく、語り部がお話を伝える長い歴史をもつサークルです。先日は、5年生が、3人の語り部による3つのお話を聞きました。 物語の内容を想像しながら、表現豊かな語りにすっかり引き込まれた子ども達は、45分間お話の世界を堪能していました。 鉄ん子文庫の皆さん、ありがとうございました。
≪職員室の入り方≫ 職員室などあらたまった場所に入室するとき、誰に、どんな用事で来たのかを伝えられない子が多く、その都度指導を受けることもしばしばです。また、入室のマナーとして帽子やカバンなどは、どうするべきなのかについて一般的な社会のルールも知っておく必要があります。そこで「正しい入室」をしっかり身につけてもらうことにしました。誰に、どんな用事で来たか、それをどう伝えるか頭できちんと整理し、社会のマナーもしっかりと身につくよう頑張ってほしいですね。
≪中学生職場体験≫ 東明中学校の2年生4名が、職場体験で本校を訪れ、2年生の2クラスを中心に各学年の授業の様子をみたり、子ども達とふれあったりして一日を過ごしました。子ども達は、超若い先生に大喜びで、いつも以上に張り切って勉強していました。中学生は、教員の仕事ぶりや子どもたちとのやり取りを通して、職業に対する大変さや難しさを感じながら、将来に生かされる有意義な一日を過ごしていました。
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(2016/11/1(Mon) 12:00:00) |
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No.11 |
≪感動の舞台 学芸会終了≫ 温かい拍手に包まれ、2学期最大の行事、学芸会が無事終了しました。子ども達一人一人が主役、一人一人が輝いた学芸会でした。発表ではどの子も自信に満ちあふれ、やり遂げた満足感、やればできるという充実感、普段気付かない自分の可能性に気付いてくれたことでしょう。学芸会を通じて得た様々な経験は、次のステップへの価値ある体験として大きく生かされていくことを期待しています。 保護者の皆様には、衣装等の準備にご協力いただきありがとうございました。 ≪全校合唱に挑戦≫ 今回は全校合唱に初挑戦しましたが、いかがだったでしょうか。集会など全校で歌を歌うこともあるのですが、合唱として、大勢の人に聴いてもらうということで子ども達は、よりその質の高いもの、聴いている人が感動する歌声を届けなければという意識が高くなり、美しいハーモニーを聴かせてくれました。 ≪自身に変える≫ どの子も台本や楽譜を最初に渡されたとき、「できるかな」という不安でいっぱいだったと思います。でもその不安も日々の練習や家族、友達の声掛け、励ましによって少しずつ不安が解消され、それが自信に変わり、堂々とした発表へつなげていました。
≪小学校英語の充実に向けて≫ 巡回指導教諭 相馬和俊先生(海陽小学校所属)着任 国際化、グローバル化が進展し、将来は英語を使う必然性がより増えると予想されています。つまり、英語が使えないと、日常的にも仕事上も困ってくるだろうということです。日本人の大人は、10年以上も英語を習ってきたにも関わらず、まともに話せない人が多いという実態があります。これからの子ども達への英語教育の充実見直しが課題となっています。 学校教育の目的や内容などを定めている学習指導要領が、小学校では平成32年に大きく改定されます。その内容が示され、現在すでに改定に向けた準備に入りつつあります。英語教育については、3年生からスタートし、指導内容や方法も少し変わります。私たち小学校教員は、小学校英語の指導のあり方について更に研修が必要になります。そこで小学校英語について研鑽を積み、実践を重ねている海陽小学校の相馬先生に週1回指導をいただき、英語教育の充実をめざします。
≪校内授業研究≫ 校内授業研究が、先日ありました。毎年全担任が、本校の研修テーマにそった事前の話し合いによって授業の計画をたて、その計画に基づいて行なわれる授業を職員で検証しています。2回目になる今回は、2年1組上路先生の国語と6年1組成田先生の体育で行なわれました。学年、教科の違いはありますが、1時間の授業の中に課題解決に取り組ませるための話し合いなどを効果的に取り入れ、子ども一人一人が主体的に学習に臨むことで学習内容の深い理解や思考力、判断力、表現力を育てます。 そのような育ちが確立されているかどうかを子ども達の様子で判断し授業改善につなげます。
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(2016/10/26(Wed) 14:33:03) |
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No.10 |
≪地域の皆様いつもありがとうございます≫ 地域の町内会、安全対策推進協議会、青少年健全育成連絡協議会、交通安全協会の皆様方には、毎日児童の登下校時などに交差点に立っていただいたり、通学路を見回り、子ども達に声をかけていただいています。 高砂地区は、小中高と学校が多いこともあり、不審者が頻繁に出るとても心配な地域ですが、交通安全も含め子ども達が安心して学校生活を送られるのは、皆様方のおかげです。いつもありがとうございます。 学校では、不審者や交通安全など自分で自分の身を守るための指導を日ごろからしていますが、やはり、地域の皆さんの目は、必要です。これからもどうぞよろしくお願いします。
≪児童教育相談週間≫ 児童の教育相談が10月20日からスタートします。子ども一人ひとりの思いや悩み、友人とのかかわりや家庭のこと、勉強のことなど短時間ですが、様々な視点から子どもの声を聞きます。今後の学習や生活に子どもが前向きに、意欲的に活動できるよう共感的に話し合いを進めます。その際、お願いしている『生活リズムチェックシート』も資料として活用しますので家庭でのご協力をお願いいたします。有意義な時間にしたいと思っています。
≪本校の研究≫ 「21世紀を生き抜く力を育てる学びの創造」 かかわりの中で「確かな学び」を育てる〜アクティブラーニングの活用〜 今年度も昨年度と同様の研究テーマと研究主題で研究を進めています。3年間の継続研究としての2年目となる今年度は、昨年度の研究の成果や課題を踏まえ、授業力、指導力のさらなるレベルアップを目指しています。 これからの時代を生き抜いていかなければならない子ども達に必要とされる力は、 ・答えのない問いをチームで取り組み新たな答えを導き出す力 ・協働で物事を解決していく力 などが言われ、総じてやる気、意欲、創造力やコミュニケーション力といったところです。学校教育は、それらを身につけるための様々な教育活動が行なわれています。特に最も多くの時間が費やされている授業時間を質の高いもの、子ども一人一人の学びの場として価値ある場でなければなりません。私たちは日々の授業づくりに全力で臨み、自信を持って指導にあたるために研修を充実させてまいります。そして、学校という集団生活の場を生かし、集団の質を高めながら、個々の能力の向上を目指します。
≪生活リズムチェックシートの活用を≫ 生活リズムを整える力は、将来子ども達が自己を管理し、よき社会人として歩んでいくために必要な力です。その基礎や土台をつくるのは、小学校時代です。今年度も生活リズムを見直すきっかけとして、チェックシートを活用した取組みを行ないます。10月11日までの間の1週間、お子さんと一緒に頑張れたこと、改善が必要なことなどを話し合い、励ましながら生活リズムを整えることの大切さに気付かせてください。 今後実施予定の児童教育相談、保護者個人面談の際に指導資料として活用しますので、必ず取り組まれ、学級担任に提出してください。よろしくお願いいたします。
≪縦割り班活動≫ 今年度からスタートした他学年交流、縦割り班による2回目の活動が先日ありました。前回同様お弁当を一緒に食べた後、それぞれの班の6年生が中心に計画したゲームなどで交流しました。 前回よりさらに6年生のリーダーシップが強く発揮され、活動もスムーズに行なわれました。体育館を覗いてみると「ビーチバレー」や「だるまさんがころんんだ」を楽しむ姿がみられました。子ども達にとって楽しみな活動の一つになり、笑顔での交流を次も期待しています。
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(2016/10/26(Wed) 14:26:10) |
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