北海道室蘭市立東中学校
《経営方針》


平成22年度「東中学校の学校経営」

T 学校指標・学校教育目標     
  日本国憲法及び教育基本法の精神、学校教育法及びその他教育関係法規並びに北海道教育のめざす姿や、胆振教育の指標、室蘭市教育目標等に基づくとともに、保護者・地域の願いや本校の実態等を包含し、次の教育目標を掲げる。
   《指標》    心豊かにたくましく
   《学校教育目標》広い視野を持ち、信頼と尊敬を得ることのできる
           人間性豊かな生徒の育成
           ◎ 意欲的に学ぶ生徒
           ◎ 思いやりのある生徒
           ◎ 心身を鍛える生徒   
                  (平成12年2月15日制定)

U 学校経営の理念
 1 基本的なおさえ 学校教育目標の具現化を図るために、次のことを基本とする。
           ○ 生徒一人一人が生きる教育活動を行なうこと
           ○ 計画的・組織的に教育実践し評価すること
           ○ 教育の専門性や指導力を高めること
           ○ 家庭・地域との連携を図ること

 2 目指す生徒像  ◎ 意欲的に学ぶ生徒・・・1年:自ら学ぶ生徒
                        2年:磨き高めあいながら学ぶ生徒
                        3年:広い視野で創造的に学ぶ生徒
           ◎ 思いやりのある生徒・・1年:明るく素直に感動する生徒
                        2年:豊かな心で協力し合う生徒
                        3年:やさしく気品ある生徒
           ◎ 心身を鍛える生徒・・・1年:何事にも集中する生徒
                        2年:根気強くやりぬく生徒
                        3年:進んで心身を鍛える生徒


 3 目指す教師像  (1)生徒を中心に据え、温かく丁寧に指導する教師
           (2)専門性を高め、資質の向上を目指す教師
           (3)生徒・保護者・地域から信頼され、健康で人間味に溢れた教師
 
 4 目指す学校像  (1)みんなが仲良く、明るい学校
           (2)学校が楽しく、一人ひとりが伸びる学校
           (3)地域に開かれ地域に信頼され、子どもを通わせたい学校

V 学校課題・今年度の目標  自信を持ち、生き生きと学校生活が送れる生徒の育成

W 学校経営方針及び重点  
 1 学校経営方針 
   学校は、生徒に学力をつけ、心を養い、健康な体をつくる学びの場である。変化の激しい生涯学習社会を、たくましく心豊かに生きていける生徒を育てる場であるという考えで学校経営にあたりたい。本年度は、本校五十年の歴史を閉じ、統合される翔陽中学校へとつなぐ一年となる。前年度の学校評価や反省を生かし、次のことを学校経営の基本にすえる。
   ○ 基礎・基本の定着(家庭学習の実践)     
   ○ やさしさと思いやりの心の育成
   ○ 基本的な生活習慣の定着
   ○ 協働体制での教育活動の推進(閉校業務の推進)

 2 学校経営の重点
    《 推進の重点 》
 (1)学校教育目標の具現化を目指した創意ある教育活動の推進に努める。
 (2)生徒実態に即した学年・学級経営の充実に努める。
 (3)校内外の学習環境の充実と適切な安全点検に努める。
 (4)地域の特性、生徒の実態に即した創意ある教育課程を編成するとともに、授業時数の確保に努める。
 (5)生徒と教師相互の心の触れ合いを深め、生徒一人一人の良さや可能性の発見と伸長に努める。
 (6)教職員の専門性を高め、指導力と資質の向上を図るため、研修活動の充実に努める。
 (7)保護者や地域住民との連携を深め、一層信頼される学校とすべく、より開かれた学校の推進に努める。

 《具体的推進事項》
 (1)・教職員の協働体制の確立
    ・計画・実践・評価・改善の蓄積
    ・学校評価の実施と活用
 (2)・生徒理解と居場所のある学級づくり
    ・実態に即した学級経営案の作成と評価
 (3)・学習環境の整備・改善(安全点検の徹底)
    ・危機管理意識の高揚
 (4)・特色ある教育課程の編成と改善
    ・移行期の教育内容の編成と実施
    ・行事の精選と授業時数の確保
    ・統合を見越した教育内容のすり合わせ
 (5)・生徒とのふれあう時間の確保
    ・信頼関係を深める生徒指導の充実
 (6)・校内授業研究の推進
    ・校外研修への積極的参加
 (7)・安全・安心な学校づくり
    ・地域教育資源の活用
    ・地域との情報交流(発信と収集)
    ・閉校に関わる業務の推進

 
 3 教育指導の重点
  《 推進の重点 》
 (1)学習指導・・・・・自ら意欲的に学ぶ力を育てる学習指導の推進に努める。
 (2)総合的な学習・・・生徒や地域の実態等に基づく創意工夫を生かした総合的な学習の推進に努める。
 (3)道徳教育・・・・・やさしさ思いやりの心を育てる道徳教育の充実に努める。
 (4)特別活動・・・・・自主的・実践的な態度や自己を生かす能力を育てる特別活動の充実に努める。
 (5)生徒指導・・・・・心の触れ合いを大切にする生徒指導の充実に努める。
 (6)進路指導・・・・・自らの生き方を考え、目的意識を持って自己を高める進路指導の充実に努める。
 (7)健康・安全指導・・自他の生命を大切にし、体力の向上を図るとともに、心身ともに健康で安全な生活を営む能力や態度を育てる健康・安全指導の充実に努める。
 (8)情報教育・・・・・情報手段を積極的に活用した学習活動の充実に努める。
 (9)特別支援教育・・・豊かな人間性と社会的自立、社会参加のための基礎的な知識・能力・態度の育成に努める。

 《具体的推進事項》
 (1)・基礎的・基本的な内容の定着を図るため、家庭学習の実践充実に努める。
    ・学ぶ意欲を育てる体験的・問題解決的学習の充実に努める。
      ○基礎学力定着
      ○家庭学習
 (2)・生徒の興味・関心を生かした学習内容の工夫に努める。
    ・自ら課題を見つけ、学び、考え、主体的に判断し、自主的、積極的に学習に取り組む態度の育成に努める。
      ○系統的な総合学習
 (3)・全教育活動を通じ、思いやりの心と実践する力を育て道徳的実践の日常化を図る。
    ・家庭や地域との連携を図り、基本的生活習慣の育成に努める。
      ○ボランティア意識の高揚
      ○全教職員による道徳教育
 (4)・自主的な活動を推進し、積極的に実践できる集団づくりに努める。
    ・感動的な体験を味わう学校行事や集会活動の改善に努める。
      ○生徒会活動・部活動の活性化
 (5)・生徒理解に努め、教師と生徒とのより良い信頼関係の構築に努める。
    ・スクールカウンセラーや心の教室相談員との連携をはかり、個に応じた指導に努める。
    ・学習指導と生徒指導の一体化を図り、基本的生活習慣の育成に努める。
      ○いじめ、不登校への的確な対応
      ○連携したサポート体制の確立
      ○触れ合いの時間の工夫、確保
 (6)・3年間の展望に立った指導計画に基づく継続的・計画的な指導に努める。
    ・自己の能力や適性にあう進路選択ができるよう、各種資料の収集と活用に努める。
    ・正しい職業観を持ち、自己理解を深めさせる生き方教育の充実に努める。
      ○生き方教育の充実
 (7)・自他の生命の尊重と健康の自己管理の習慣を身につける指導に努める。
    ・清掃美化活動を充実し、校内外の美化や衛生的な学習環境の保持に努める。
    ・心の健康及び性に関わる指導の充実に努める。  
      ○学習環境の整備
      ○外部講師の招聘
 (8)・基本的な操作方法や活用の仕方についての指導充実に努める。
    ・コンピュータや情報通信ネットワークの日常的な活用に努める。
      ○情報手段の活用
      ○使用モラルの向上
 (9)・一人一人の教育的ニーズに応じた適切な支援に努める。
    ・特別支援教育に関する教職員の共通認識、意識化に努める。
      ○全教職員による協力体制づくり
      ○交流学習の推進



 



管理人
2009/01/14(Wed) 15:45:04


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