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学校便り12号 H28.2.24 |
「分かる授業」を通じた「自尊感情」の育成
室蘭市立地球岬小学校教頭 中川 圭介
先週は今年度最後の参観日があり、多くの保護者の皆様にご参観いただき、本当にありがとうございました。 いよいよ来週からは3月、今年度も残すところあとひと月となり、学年のまとめにしっかりと取り組む時期となります。 さて、「自尊感情」や「自己肯定感」という言葉を耳にされることがあると思います。 本校では、PTA総会の折りや学校便り第2号(4月24日発行)で「学力の樹」の考え方を示させていただいており、その根となる部分に子どもの「自尊感情」を位置付けています。 自尊感情とは「自分には価値があり尊敬されるべき人間であると思える感情のこと。」であり、一般的には「自己肯定感」「自己存在感」「自己効力感」等の語と同じ意味合いで用いられています。この自尊感情が日本の子どもたちは諸外国に比べて低く、全国学力・学習状況調査(第6学年対象)の質問紙調査では、北海道、室蘭の子どもは全国に比べて低いことが分かっています。学習活動においては、「自尊感情が高い人は困難に出会っても粘り強く努力するが、自尊感情が低い人はすぐにあきらめてしまう傾向がある」とも言われており、学習に意欲的に向かうためには、自尊感情が非常に大切であることが分かります。 本校では特に算数科を中心に、課題やまとめを提示した全校統一した「板書」に力を入れてきました。例えば、その板書の工夫一つをとっても、自尊感情の高まりや学力の定着が図られると考えています。 当然のことですが、学校生活の大半は「授業」であり、教師は授業を通じて子どもたちに「生きる力」(本校の教育目標である「未来に生きる子」)を育むよう教育活動を進めています。上記の板書の他にも「分かる授業」に向けて実物投影機などのICT機器の活用も図っているところです。 これからも「分かる授業」づくりを通じて、子どもたちの自尊感情を育んでいきたいと思います。
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(2016/02/26(Fri) 16:20:16) |
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学校便り11号 H28.1.25 |
坂のある町が子どもたちを育む 〜体力とねばり強さ〜
室蘭市立地球岬小学校長 橋本 誠司
新しい年、平成28年が始まりました。冬休み中に行われた「子ども朝活事業」には延べ100人以上の子どもたちが参加しました。学習習慣と規則正しい生活習慣を身に付けることができるよう、ミニバレー、ティーボール(ベースボール型スポーツ)、フットサル(室内サッカー)を実施しました。ミニバレーでは、5・6年生の子どもたちがリーダーとなり、異学年の子どもたちが楽しく練習を進めました。低学年の子がボールを返しやすいように努力する5・6年生の姿に大きな成長を感じました。また、ティーボールでは、小さなボールを投げたり、バットで打ったりする経験があまりなかった子どもたちも、講師の方の指導のおかげで、楽しく取り組むことができました。ボールを打ったときの子どもたちの喜ぶ笑顔が印象的でした。学習でも、ノートをしっかり使って、ねばり強く学習する力をかなり伸ばしました。 3学期になり雪が降ると、本校の子どもたちのよさがさらに輝いています。1月21日(木)には、1・2年生でだんパラそり学習に行ってきました。子どもたちは、午前にどんどん滑った後、昼食後も時間を惜しむように滑っていました。競争したり、楽しいコースをつくって滑ったりするなど、思う存分楽しんでいました。私も、何度も子どもたちと一緒に滑りましたが、その中で、改めて本校の子どもたちの良さに気が付きました。それは、何度も何度も坂を登っても、疲れ知らずだということです。昼食を食欲たっぷりに食べる姿からも、本校の子どもたちのたくましさが感じられました。 上記のようなよさは、客観的な数値にも表れています。全校で実施している「体力テスト」においても、本校の子どもたちは、例年優れた結果を残しています。きっと、だんパラそり学習にもあらわれているように、子どもたちが生活するこの「坂のある町」がたくましさを育んでくれているのだと感じています。学校は、このすばらしい環境を大切にして、知・徳・体のバランスよい成長につなげていきたいと思います。 3学期も、保護者・地域・関係機関の皆様のご支援・ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
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(2016/02/26(Fri) 16:07:46) |
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学校便り10号 H27.12.24 |
平冬をたのしむ 〜体験と学習の相乗効果で子どもたちを育む〜
室蘭市立地球岬小学校長 橋本誠司
平成27年も、保護者の皆様、地域の皆様、関係機関の皆様には地球岬小への多大なるご支援をいただき、本当に感謝しております。ありがとうございました。 さて、明日から長い冬休みが始まります。学習も大切ですが、冬休みにしか体験できない季節感のある行事も大切です。私は、20代に1ヶ月間、アメリカへ研修に行きました。その際、ホームステイのプログラムがあり、ホストファミリーの方にいろいろなところへ案内していただきました。ホストファミリーの方からは、日本の歴史や伝統的な行事についてたくさん質問されましたが、英語力の低さからうまく伝えられない場面も多くありました。しかし、言語の力以上に、自分自身が「日本のことについて知らない。」ということを強く感じる体験でもありました。これとは逆に、日本のことについて「知っていてよかったな。」と思う場面もありました。それは、あるアメリカの大学で、「合気道」をやっている体育館に行った時のことです。私も学生時代に「空手」をやっていたので、日本の伝統的な武道や型の意味、礼に始まって礼に終わる文化等についてある程度説明することができました。この体験から帰国後は、語学力だけでなく「自分の国の歴史や文化についてもっと知りたい、体験したい。」と思うようになりました。 このような視点で考えたとき、冬休みは日本の伝統的な行事の宝庫と言えます。また、子どもたちにとっては、おじいちゃんやおばあちゃんと会って、いろいろなお話をするチャンスでもあります。さらに、季節感のある日本の伝統的な遊びにふれるチャンスでもあります。長期休業中は、ぜひ、ご家族で冬を楽しんでいただければと思います。 学校では、このような『体験が学習意欲の基盤をより確かなものにする』という考え方から、子ども朝活事業として様々な取組を行っています。12月13日には、地域の「追勢会」の皆様に「もちつき大会」を開催していただきました。また、子どもたちが学習習慣を身に付けられるよう、1月12日〜14日には、学習とミニバレー、ティーボール(ベースボール型スポーツ)、フットサル(室内サッカー)を実施します。このように、地球岬小では、体験(運動も含む)と学習の相乗効果で子どもたちの健全な育成を目指しています。 来年も、保護者・地域・関係機関の皆様のご支援・ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。皆様、よいお年をお迎えください。
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(2016/02/26(Fri) 16:05:41) |
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学校便り9号 H27.11.24 |
学校間連携の取組 〜中学校・小学校・幼稚園・保育所との連携
室蘭市立地球岬小学校長 橋本誠司
今、室蘭市において、小中連携(小学校と中学校の連携)や幼保小連携(幼稚園・保育所・小学校の連携)の取組が推進され、各中学校区を基盤に様々な取組が継続されています。本校は星蘭中学校区にあり、星蘭中学校や天沢小学校との連携を推進しているところです。数年前から、お互いの授業参観や中学校の総合的な学習の時間での生徒受け入れなど、様々な取組を継続してきました。今年度は、授業参観をさらに充実させ、星蘭中学校区の小中連携の取組を進めていますので、いくつかの取組を紹介いたします。 第一に、小中連携についてです。10月17日(金)に星蘭中学校の公開研究会が、実施され、この公開研に本校も、全職員で参加しました。本校を卒業した子どもたちと天沢小学校を卒業した子どもたちが、星蘭中学校というすばらしい学舎で、一生懸命学ぶ姿、熱心に授業を展開する星蘭中学校の先生方の姿を見ることができて、本当にうれしく思っています。そして、よりよい授業づくりについて小中の先生が研修を深め合う貴重な機会になりました。また、11月14日(土)の星蘭中学校開校10周年記念式典では、生徒の素晴らしい歌声と力強い瞳に感動しました。星蘭中学校と地球岬小学校・天沢小学校は一体であり、下からしっかりとつながっていること、小中連携が進んでいることを肌で感じました。この後、11月16日(月)の本校公開研にも、星蘭中学校・天沢小学校の先生方に数多く参加していただき、よりよい授業づくりについての研修が進んでいます。さらに、11月27日(金)の天沢小学校公開研でも、同様の研修を進めて行く予定です。 第二に、幼保小連携についてです。数年前から、行事を通しての連携は継続してきましたが、今年度は新たな取組も行っています。11月5日(木)には、港の文学館で「幼稚園・保育所・小学校の親と教育・保育職員の集い」(室蘭市子育て支援室主催)が実施され、 本校の保護者の方、小学校就学前の子どものいる保護者の方、幼稚園・保育所の先生方、本校職員が懇談を行いました。「小学校入学に向けて家庭で育みたいこと」をメインテーマに楽しい懇談が行われました。 このように、本校では、幼稚園・保育所・中学校・小学校と学校間連携の取組を推進しています。これからも、連携を大切にし、地域の子どもたちが健やかに成長し、生きる力を育む教育活動を大切にしていきます。今後も、保護者の皆様、地域の皆様、関係機関の皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
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(2016/02/26(Fri) 16:03:49) |
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学校便り8号 H27.10.23 |
知恵のある子 〜思考力等を身に付ける〜
室蘭市立地球岬小学校教頭 中川圭介
前回の便りでは、持久走記録会など、地球岬小学校の学校教育目標の一つである「きたえる子」にかかわる取組についてお知らせしました。 今回は、「知恵のある子」(学力面)についてです。 10月17日(土)の学芸会では、多くの保護者・地域の皆様から、子どもたちの頑張りへの温かい拍手をいただき、本当にありがとうございました。 本校の学芸会の目標の一つに「日常の成果を発表し、文化活動に関心を持たせ、親しむ態度を育てる。」というものがあります。学芸会で披露した歌や器楽合奏、演技等は、日常の学習の積み重ねによって培ってきたものと言えます。 さて、教育にかかわる法律等において、子どもに身に付けさせたい「学力」として、次の3つが示されています。
@基礎的な知識及び技能 A課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力等 B主体的に学習に取り組む態度
従来から、国語の漢字や算数の計算など、「@基礎的な知識や技能の習得」に向けた学習はしっかりと行われてきていますが、現在は特に、基礎的な力を活用して、「A課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力等を育成」することが強く求められています。学芸会のように、相手(お客さん)が喜んでくれるように様々なことを考えたり(思考力)、自分の演奏や演技等のよい点や課題を判断したり(判断力)、どのようにすれば伝わるのか声の大きさや動きを考えたりすること(表現力)は、まさに今求められている学力に直結する取組と言えます。 朝夕は、かなり冷え込むようになり「食欲の秋」「スポーツの秋」そして「勉強の秋」もいよいよ本番です。今後も、子どもが主体的に考え、判断し、自分の思いを様々な方法で表現していけるような授業づくりに全校一丸となって取り組んでまいります。そのような学習を積み重ねていき、「勉強が分かる!できる!楽しい!」と思えるようになれば、「B主体的に学習に取り組む態度」も自然と身に付いていくものと考えています。今後も本校の教育活動に対しましてご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
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(2016/02/26(Fri) 16:00:13) |
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学校便り7号 H27.9.25 |
きたえる子 〜学校は心と体をきたえる場〜
室蘭市立地球岬小学校長 橋本 誠司
地球岬小学校の学校教育目標は次の三つになります。 ・知恵のある子 ・きたえる子 ・未来に生きる子 今回は、「きたえる子」に着目してみたいと思います。 本日、持久走記録会が実施されました。保護者の皆様のあたたかいご声援、本当にありがとうございました。入江陸上競技場での子どもたちの力走が輝いていましたが、実は、体育での練習もすばらしいものでした。本校では、昨年から、指導の工夫を積み重ね、「ゆっくりでも自分のペースで走り続ける力」を育むことをさらに重視しています。各学年の練習では、自分の走力にそぐわないハイペースで走り、すぐに苦しくなってしまう子がかなり減っています。私も練習の時に子どもたちと一緒に走っていますが、ペースの速い子に追い抜かれても気にせずに、スピードを一定に保ちながら走り続ける子が確実に増えていることに気が付きました。このことは、低学年ではなかなか難しいととらえていましたが、じっくり走る低学年の姿も見られ、うれしく思っています。 また、日常の学習では、練習問題やドリル学習等において、自分でまるをつけて、どんどん自力で学習を進められる子も増えてきました。低学年でも少しずつ、このような習慣を育んでいます。また、ノートに書く活動も定着が進み、授業の内容に応じて、必要なことを書く力や適切なスピードも身に付いてきました。何よりも、筆記用具の準備をする力が高まっていることが重要です。間違いなく、昨年度よりきちんと鉛筆を削ってくる子が増えていますし、本数もしっかりそろっています。これらのことに関しては家庭のご協力があってこそだと思っております。本当に感謝しております。 学校教育目標「きたえる子」には、「学校は心と体をきたえる場」という意味が込められています。学習用具をきちんと用意し、じっくりと書いたり、問題を解き続けたりする力を育てるためにも「きたえる」ことが必要です。「ねばり強い心」と、鉛筆を使い続ける「指の体力」が必要だからです。また、マイペースで一定の距離を走りぬくためにも「きたえる」ことが必要です。「他人に左右されず自分のペースを守る強い心」と走り続けるための心肺機能等の「走るための基本的な体力」が必要だからです。 地球岬小学校では、このような心と体を一体としてとらえた教育活動を大切にしていきます。今後も、保護者の皆様、地域の皆様、関係機関の皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
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(2016/02/26(Fri) 15:57:03) |
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学校便り5号 H27.7.24 |
充実した夏休みに向けて 〜1学期の振り返りから
室蘭市立地球岬小学校長 橋本誠司
1学期も本日で終了しました。子どもたちは学習や運動会等の大きな行事でがんばりを見せてくれました。ここで、今年度の新しい取組等、次の7点について振り返ります。 1 日課表の全面見直し ・4月から日課表を見直し、今まで以上に時間通りに学習を進める習慣が身に付くよ うに工夫しました。全校的にリズムよく学習に取り組む場面が増えてきました。 2 読書活動の推進 ・朝読書や並行読書(国語との関連)が推進され、本に親しむ場面が増えてきました。 3 少人数指導加配の開始 ・3〜6年の算数において、少人数指導加配の教員を配置することで、複数名での授 業が実施され、算数の授業改善が進んでいます。 4 退職教員等人材活用の開始@ ・1〜3年の国語と算数において、退職教員を1日3時間程度配置することで、複数 名での授業が実施され、国語や算数の授業改善が進んでいます。 5 退職教員等人材活用の開始A ・5・6年の外国語活動において、外部講師を全時間配置することで、ALTと連携 し、よりよい発音に親しみ、楽しい外国語活動の授業をめざしています。 6 NIE実践指定校 ・NIE実践校(Newspaper in Education=「エヌ・アイ・イー」)の指定を受け、子ども新聞等が供給されています。最新の時事を写真や記事でつかむ場面が増えています。 7 子ども朝活事業の取組 ・のべ150名以上の児童や保護者が参加して、長期休業中の生活リズムづくりをめ ざします。学習だけでなく、運動や物作り体験に取り組む予定です。
1学期の学校へのご支援、本当にありがとうございました。家庭学習や読書の取組は夏休みも継続できるよう学校でも指導しています。ぜひ、ご家庭でも規則正しく充実した夏休みを過ごせるよう声かけをよろしくお願いいたします。これからも本校では授業を中心に教育活動の質を高める努力を継続していきます。今後も、保護者の皆様、地域の皆様、関係機関の皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
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(2016/02/26(Fri) 15:54:55) |
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学校便り4号 H27.6.22 |
第9回運動会〜地球岬小開校10年に向けて
室蘭市立地球岬小学校長 橋本誠司
今年度の運動会は天候の条件などを考慮し、あらかじめ1日順延の対応をとりました。6月14日(日)は、最高の天気に恵まれ、子どもたちの意欲と先生の熱意、そして保護者・地域・関係の皆様の願いが一つになり、運動会を実施することができました。皆様のご支援に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。 さて、児童会で考えた運動会の今年のテーマはプログラムにもあるとおり、
「ゴールめざし、岬魂みせつけろ」
という力強いテーマでした。今年は、地球岬小学校第9回目の運動会で、いよいよ来年は開校10周年となります。この10年という節目は、二つの学校が統合し、新しく地球岬小学校として開校してから時が流れ、地球岬小学校ならではの学校文化、スタイル、雰囲気、教育課程等が形成されてくる時期だととらえています。統合前の二校のよさを継承しながらも新しいかたちで、地球岬小学校らしさが生まれ、次の20年に向けた基盤を築くべき時期だと思います。このような時に、子どもたちの間から「岬魂」という本校オリジナルの運動会テーマが生まれてきたことに、私は大きな喜びを感じています。 5・6年生の運動会の練習中に一度だけ5・6年生全員に声をかけることがありました。その時に、6年生には、9年目の最高学年として、一つ下の5年生に今までの取組のすばらしさや意欲を見せてほしいことを伝えました。そして、5年生には、来年開校10周年を迎える最高学年になるために、今年の6年生の姿から多くのことを学んでほしいことを伝えました。運動会の私の挨拶では、「岬魂とは、最後まであきらめずに、がんばりぬく気持ち」という話をしました。運動に限らず、様々な場面で、一生懸命にひたむきに物事に取り組む姿が岬魂であると思っています。 このような強い意志をもち、未来を切り拓くたくましい子どもたちの姿は、学校の教職員の努力だけで育むものではありません。保護者の皆様、地域の皆様、関係の皆様に大きなご支援の力があるからこそだと確信しております。開校10周年に向けて、今後のご支援もどうぞよろしくお願いいたします
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(2016/02/25(Thu) 17:05:48) |
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学校便り3号 H27.5.25 |
「隠れたカリキュラム」も意識した指導
室蘭市立地球岬小学校教頭 中川圭介
平成27年度がスタートして、早くも2ヶ月が過ぎました。今週からは運動会特別時間割が組まれるなど、運動会に向けた練習も本格化しています。 さて、それぞれの学校では、教育課程(カリキュラム)というものが編成されており、そのカリキュラムに従って、日々の教育活動が行われています。
【教育課程(カリキュラム)とは】 教育課程とは、学校教育の目的や目標を達成するために、教育の内容を児童生徒の心身の発達に応じ、授業時数との関連において総合的に組織した学校の教育計画のことです。
国語や算数、体育などの各教科や道徳、総合的な学習の時間、外国語活動、特別活動などは、全て指導すべき内容が明示されており、それに則って毎日の指導が行われています。 しかし、学校には、上記のように明示されてはいない教育課程(カリキュラム)も存在します。それが「隠れたカリキュラム」と呼ばれるものです。 分かりやすい例としては、次のようなものがあります。
・時間割に合わせて行動する ・チャイムが鳴ったら(鳴る前に)席に座る ・よい姿勢で授業に臨む など
つまり、教育計画等に明示はされていない、「学校が定めたルール」を子どもたちが、知らない間に身に付けていくことを指して「隠れたカリキュラム」と言っています。 本校では、今年度から時間割を改善し、朝の取組を読書に限定することで1日をスムーズにスタートさせ、8:35には全学年が一斉に授業を開始することや、昼休み清掃にして、限られた時間の中で集中して清掃に取り組むことなどに力を入れています。この取組に教師が一丸となって日々取り組んでいます。 明示されているカリキュラムと併せて「隠れたカリキュラム」も大切にしながら、日々 の教育活動を推進してまいります。ご家庭におかれましても、隠れている「お家のルール」 について、お子さんと話題にしていただければと思います。
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(2016/02/25(Thu) 17:02:17) |
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学校便り2号 H27.4.24 |
子どもが成長する基盤を育む 〜学校・家庭・地域の連携で
室蘭市立地球岬小学校長 橋本誠司
4月18日(土)、今年度最初の参観日は快晴に恵まれ、多数の保護者の皆様のご参観をいただき誠にありがとうございました。また、学級での懇談会、PTA総会とご多用の中、ご出席いただきましたことに心より感謝いたします。 さて、PTA総会でも説明いたしましたが、本校は、下の図のような「学力の樹」の考え方で、子どもたちの成長を広くとらえ、学校・家庭・地域との連携をめざしています。特に、根の部分の「学校や家庭や地域で涵養される学習・読書・生活習慣」が大切であると考えています。例えば、学校では、現在、読書活動に力を入れるなど、この根を強くする取組を推進しています。これからも、皆様との連携を推進したいと考えておりますので、ご支援・ご協力、どうぞよろしくお願いいたします。
※「学力の樹」の図を、カテゴリ「学校からのお知らせ」に掲載していますのでご覧下さい。
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(2016/02/25(Thu) 16:19:56) |
図書ボランティアさんの読み聞かせがありました |
21日(月)、図書ボランティアの公文さんによる読み聞かせがありました。
 今回は方言が使われている絵本を読んでくれました。日本語の語の豊かさと奥深さを感じることができました。図書ボランティアによる読み聞かせはこれからもありますので、たくさん集まってほしいと思います。お忙しい中、ありがとうございました。

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(2016/02/25(Thu) 16:03:05) |
学力の樹 |

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(2016/02/24(Wed) 17:05:14) |
図書ボランティアさんの読み聞かせがありました |
8日(月)、図書ボランティアの高畑さんによる読み聞かせがありました。
 お忙しい中、ありがとうございました。これからも図書ボランティアさんの読み聞かせがありますので、たくさん集まってほしいと思います。

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(2016/02/16(Tue) 16:22:52) |
図書ボランティアさんの読み聞かせがありました! |
図書ボランティアの楠原さんが読み聞かせをしてくださいました。
 子ども達は真剣に見たり、聞いたりしていました。お忙しい中、ありがとうございました。

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(2016/02/03(Tue) 17:00:00) |
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